(1)
失禁 :
作詞/72スレ115 :
72_115
この世の全てに失禁した
理想も語れないこんな世の中に
嫌気が差して
怒りが満ちて
光を見失う
世界が道を間違え
自分の道を奪われ
皆に失禁した
誰でもない自分に失禁した
語らなかった理想を胸に
勇気をだして
靴紐結んで
ドアを開ける
とりもどした世界で
取り戻した道で
電車で失禁した
(1)
今後 :
作詞/PZP :
72_113
薄暗い朝に僕と彼女は
車にひかれた
意味もなく
遠く逃げる
神経
駆け寄るドライバー
彼女はどこに
一体どこに居るの?
病院で目覚めた
ドライバーが泣いてる
なにがなんだか
理解が出来ないよ
先生はこう言った
「彼女が君を守った」
彼女は死んでしまったよ
俺は血の涙流し
怒りを飲み込んだ
神様、
ありがとうと彼女に
伝えてくれませんか?
流星の綺麗な 丘で俺は……
コスモスを植えた
(1)
ドロシー・アリス :
作詞/つまだ :
72_66
上辺だけの面構え
笑顔 涙 ブリキ鎧
感情の裏表に
迷い込んだ現代人
ナイフを手に取り手首
切るかのような仕草で
「かまってほしいの?」ウサギ
かすかに揺れたろうそく
甘えが生じたその 生き様なんて
みんな聞こえぬふりさ
スルーのSOS
どちらが正しいとは
言えないけれど
虚しい光ばかり
社会に溢れて あぁ
(1)
世界は今日も保守をする :
作詞/隣のあの子 :
72_63
貴方は今日も保守をする
世間はとっくに見放した
私は今日も隣で見守る
世間は「隣のあの子」と呼んだ
何度も笑われて
何度も失敗して
何度も失っては
何度も保守した
それでも終わりの無い1000m
いつか走りぬけ拳を突き上げて
貴方は今日も保守をする
世間は相変わらず知らんぷり
私は今日も隣で見守る
いつからか皆笑っていた
(1)
雨 :
作詞/72スレ54 :
72_54
見つけられない 次話すべき言葉
濡れた前髪が 君の表情を隠してた
「バィバィ」と呟き 君は駆け出した
小さな背中 やけに遠くに感じてた
降り止まない雨
泣き出した心の雨
大好きだったよ でもこの声は雨に掻き消されてた
右手にあった傘はもう使えない
濡れてしまった君の体を乾かすのはたやすいけれど
もう…もう…
部屋の落書き
君と僕の名前
消えてしまった
真ん中の傘