(1)
やさしさにふれたなら :
作詞/□|* :
139_184
君はいつも ユーミンの
同じ曲を聴いている
イヤホンから漏れ聞こえる
優しい彼女の声に
君は何を託していたの?
ねぇ もう昔のことだけれど
君は蚊に指された膝を掻き
ねぇ 何を見ていたの
あの入道雲が人差し指の
第一間接まで昇ったら
団地の最上階から飛び降りるって
本当だったんだ
君はいつも ユーミンの
同じ曲を聴いていた
最後だけ 君は違ったね
ひこうき雲
「生まれ変わったなら
私は雲になりたい」と
よく晴れた日にきみは
風と一緒に飛んで行ってしまったね