(1)
月に兎は眺めせしまに :
作詞/つまだ :
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今宵の月に 影をあやして
兎は跳ねる 高く 高くへ
こころが人しれず居る
密やかに 願いは
遠く彼方(に)浮かべるは
しなやかに 描いた
まわる 回る 時の中で
一年の色を止めたらば
わらう 笑う 君の声が
いたづらによみがえる
そよいだ風に はねを結んで
夜に逢える またと無い日へ
こころが人しれず云う
淑やかに 歌えば
しかし此方(に)袖ふるう
届かず もどかしく
まわる 回る 時の中で
愛し糸をかき鳴らしては
跳ねる 跳ねる 私は今
ひたすらに追いかける
こころが人しれず居る
密やかに 願いは
遠く彼方(に)浮かべるは
しなやかに 描いた
ららる ららる 夢を見ては
薄明かり仄かに探せた
ららる ららる 私は今
ひたすらに追いかける
まわる 回る 時の中で
一年の色を止めたらば
わらう 笑う 君の姿
いたづらによみがえる