(1)
仮面少女 :
作詞/詩街 :
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「私は、もう、普通の子じゃ、ない」
赤いリボンのセーラー服着て
古い狐の仮面を被り
物干し竿を片手に歩く
少女の正体 皆 知っている
少女は太陽を投げ捨てて
少年は羨望の眼差しを送る
無限の荒野を さまよって
物干し竿で 空と花斬り
闇夜に紅 散らしてく
少女は踊り 暗く笑った
無限の荒野を さまよって
もう戻れない 過去に揺らいで
少年が手を 差し伸べた
少女は拒み 闇へと疾る
橙の空の中 鉄塔の頂で
少女はただ 街を見下ろす………
*編註/コメント: