(1)
クランドの空中遊泳 :
作詞/にんぢん :
se01_585
きっとそれは至る休日
一匹狼の烏が線路を歩く
生き損じた訳を 呟きながら
身体が言うこと聞かなくなって そのまま 歩幅を 狭めて 行って
その内立ち止まれると思っていたら どんどん 遅く なりゆくだけ
きっとそれは語る真実
一人ぼっちのクランドが道路を歩く
俯いたまま 泣きながら
身体が言うこと聞かなくなって なりゆき 任せで 流れて 行って
その内流れ着くと思っていたら どんどん 遠く 離れるだけ
悲しみじゃ人は泣き出さないから
六等星に会いたくなって その優しさが欲しくなって
いつか そうなる そうなる予感が
その夜空に 身体を投げた
身体がどんどん加速してゆく それに 伴って 景色も 流れ
その内 その内 期待を抱いて だんだん 寂しく なっただけ