(1)
彼岸花 :
作詞・作曲/ミヤコ :
se01_534
全て失う事で得た
平穏が悲しいモノだとしても
全て許されるなら
何もかも呑み込めそうな気がした
嫌悪を感じていたら
気づけば輝きは消えていた
訪れる旅路の果て
漂う日々に今は感謝しよう
赤い海 (溺れる日々に)
手を振る (振りかえらないように)
思い出は (鍵をかけておきましょう)
悲鳴は (もう聴こえない)
さようなら 飾った花束は枯れて
都市の街灯は二度と輝かない
帰ってきた平穏の現実には
正しい旋律が
ただ、鳴り響いた
夢から覚めた代償は
色鮮やかな音色達だった
どんな喜びよりも
かつてはあんなに愛していた
最初から (気づいてたんだ)
同じだ (誰を選んだって)
足掻けば (足掻く程に憎んだ)
胡蝶は (もう羽ばたかない)
さようなら 群れて狂う儚い場所
都市の街灯は二度と輝かない
さようなら 偽りのあたしに手を振り
埃被った身体へ戻ってきた
帰ってきた平穏の現実には
正しい旋律が
ただ、鳴り響く
声帯はもう震えない
箱の中にあたしはいない