(1)
絶望ハンバーグ工場 :
作詞/にんぢん :
se01_501
やぁ 絶望 調子はどうだい 僕はどうやらすこぶる快調
それもどうだか 仕事の時間だ 麻痺した頭で人ごみを泳ぐ
黄色いハンカチは燃え尽きた その姿形 何一つ残らず
これは僕の絶望 最後の贅沢
気化したハートがこびり付く鍋底
最後の頼みの手綱は切れて
彼の青い鳥ももう檻の中 携えた物を どこか無くして
あぁ 渇望 何処から来たんだ 僕の心の少し奥の方
それはどうだか その深度なんて 担いだボンベで消しカスを潰す
パンドラの箱に残された何か 飛び立つときを 見逃しただけで
これは僕の希望 最後のテリトリー
泥に塗れたその風が吹きつく
そのルーティーンを無視してしまって
12歳 男 職業 : 絶望ハンバーグ工場勤務