(1)
未完モノ :
作詞/タイムラム :
se01_265
机の上に残したメモ
窓にかかる吐息の跡
去る者を追うのは
人だけではないのだろう
向かう人を待つかの様に モノクロでしかない記録
硝子越しの灯りの様に おぼろげでしかない記憶
幾多の人が作り出した
そこに同じもののない意味
塵埃をかぶって
まだどこかで待つ「未完モノ」
暗証番号は確かに 平等たるはずの才能
20桁が導く場所は 紛れもなく眠る財宝
向かう人に知らせる様に 輝き出した「未完モノ」
君は未だ知ることのない 近づいていることさえも