(1)
キャッチボール :
作詞/にんぢん :
se01_154
ある日曜日の昼下がり ありふれた日々のありふれた部分
ちょっとしたアクセントが欲しいなんて 普段は見せない部分を見せて
本気で行くよなんて意気込んで 爪を心配して下から投げて
僕が放ったボールに隠れた 恥ずかしがり屋の想いを乗せて
飛行機雲でも飛び越えるように 高く高くに放り投げて
もう疲れたと言いながら 炭酸飲料 飲み干したんだね
何日分の運動だろうって 普段より赤らんだ頬を上げて
眠りこけた野良猫が起きて いつもの家に餌をねだりに行く
家路について 位置について どん なんてもうダッシュ?
本気で行くよなんて意気込んで 靴を心配してゆっくり行って
僕が走った跡に潜った 恥ずかしがり屋の想いも帰るよ
あの水溜りも飛び越えるように 速く速くもっと速く
もう限界と言いながら 炭酸の抜けた コーラを飲んでる
ころころ笑って汗ばみながら いつも以上に楽しそうにする
本気で行くよなんて意気込んで 爪を心配して下から投げて
僕が放ったボールに隠れた 恥ずかしがり屋の想いを乗せて
飛行機雲でも飛び越えるように 高く高くに放り投げて
本気で・・・なんて言えないよ 君を心配して顔を覗いて
僕が放った言葉に隠れた 恥ずかしがり屋の想いは寝てる
何でもかんでも飛び越えるように 遠く遠くに放り投げて