(1)
ロスト :
作詞/ゐそ :
se01_100
石に躓いて立ち止まったふりをした 本当は道を譲るつもりだった
テストの解答欄わざとずらしてみた 本当は君に負けるつもりだった
いつもいつも一歩後ろを歩いて その背中を見てたかった
いつもいつも失敗したふりをして 仕方ないなって微笑む 君を待っていた
傘を忘れて帰れないふりをしてみた 本当は濡れても構わなかった
どん臭いふりをしていつも計算して 本当は汚い策略家
いつもいつも片手引き邪魔をした その手に触れていたかった
何の策略も無しにはぐれてみたら 計算が出来なくなって 泣き喚いた
愚鈍な策略家の計算を誰か買って見せて賞賛してほしい
間抜けな道化師の風船を誰か買ってきれいな色だねと笑ってほしい
この世界はあまりに広すぎてはぐれてしまった君の手が見つからない
計算高いつもりだった私の脳内の数式は今ロストした