(1)
海へ続く路 :
作詞/カリバネム :
812_187
くたびれながら 海へ続く路を下った
つなぎ忘れた左手を沈めに出かけた
さよならは 失いながらも
綺麗に舞いおどる だから優しい
潮風に吹かれたあとも
やぶけたはずなのに 何故か優しい
あさきゆめから覚めたばかりの僕と君が
つなぎ忘れた約束が 向こう側にいる
歌声は おろかなことも
醜いことも飾るから 卑しい
泣き声は 形もないのに
深くに跡を残すから 寂しい
産声は 罪深いのに
笑顔のにおいがするから 悲しい
行き先は 薄暗いのに
聞こえ始める足音が 悲しい
さよならは 失いながらも
綺麗に舞いおどる だから優しい
潮風に吹かれたあとも
やぶけたはずなのに 何故か優しい