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スペースキーひとつ45円 :
作詞/アセロラ :
812_113-114
晴れた日の午後 フリマへと向かう
そこであなたは シートを広げて
ガラクタ売ってたね それが二人の出会い
ヘアピンくつした空きビン消しゴム
そんな中からひとつ「これちょうだい」
スペースキーひとつ45円
どうしてこんなの買ったのか
スペースキーひとつ手にとって
あなたをお茶に誘ってみたよ
曇り空でも あなたの家へと
足を運びたい 迷惑なのかな
カバンの中には 常にスペースキー
洋服香水バッグに宝石
それも嬉しいけれど一番は
スペースキーひとつ45円
私の大事なタカラモノ
スペースキーだけは放さない
一文無しになったとしても
二人の間に空白をつくるものじゃなくて
気持ちを上手に変換して伝えるためのもの
スペースキーひとつが繋ぐ愛
そういう話もありでしょう
スペースキーひとつ45円
ふたりの愛は値段じゃなくて
たったひとつのスペースキー