(1)
Carnation :
作詞/ムウ :
788_218
もう何も いらない
手を伸ばすだけで 手に入るソレはつまらないもの
無知なままなら どれだけ幸せだったろうか
瓦解していく精神 さよならも言えずに
熱を持った肉体は 今日もご満悦
雪が溶ける朝まで 時間だけが失われていく
繰り返す夢は あの日から変わらず
窓から射し込む月明かり 照らすは白
足音の残響 影は朧に揺れ動く
視界の果てにいるのは セピア色の情景
永劫変わることのない 触れることも叶わぬ像
枯れ果てた泉 零れた落ちた記憶
還る場所は 何処?
まとわりつく煙 振り払うことも出来ずに
動くことが出来なくなっても 追い続ける
醒めることのない夢 暖かいあの頃へ