(1)
えがお :
作詞/jas39 :
787_586
ざわめく風が 凪はじめて 夜更けの森が 眠りだした
朧な月が 秋の夜を 薄ぼんやりと 照らしている
ほんの少しの温もりでも 夜気が連れて行ってしまう
そんな夜は明かり灯し 長い夜を埋めてゆこう
冷たい指を絡ませて 寄せ合う肩が悪戯で
無邪気な笑顔向き合って くすぐりあった
夜露が軒を 滴る音 夜明けの森が 目を覚ました
眩しい朝陽 木の葉染め 朱に黄色にと 映している
吐いた息が白くなって 子供じみた遊びをした
そんな朝は冷えた頬を 向かい合って包み込もう
互いの腕を絡ませて 見上げた空は透き通り
無心になった一瞬が 照れくさかった