赤とんぼデータベース

明日を迎えるほど　怖いものはない
僕は体を丸めて　ベッドの上で考えていた
結論はいつも同じで　ただ実行したことは一度もない。

明日が来てしまえば　また頑張れる
夜が来てしまえば　今日で終わりたいと
幾度となく思ってしまう　ただ明日が来てしまえば
またいつもの僕が始まる

学校に行ってしまえば　夕方まで縛られていて
いつの間にか時間は過ぎ　少し損をしている
気付いた時にはもう卒業が迫っていた

いつも僕は罪悪感を受けて　必ず考え込んでしまう
楽観的に生きたい
思えば思うほど　ストレスはたまっていく

愛想笑いしては　頷いていた
たまに話しかけたり…
僕は疲れていた
毎日繰り返して　どうして君達に
合わせなければならない
合わせなければ　僕が除け者になる
ストレスは溜まるばかり…

どうして僕は僕の意見を　主張してはいけないの
いつも僕の意見は　聞いちゃくれない
すべて君が仕切って　すべて君中心で
いつの間にか恨んでいた

ここで消えてしまえば　どうなるのだろう
何週間もすれば　僕の存在なんて
誰かがふと思い出せば　思い出していく
そんな存在になっていくのだろう
　
僕はずっと君たちの　心の中に残りたい
それが傷だとしても…