(1)
蜘蛛の糸垂れるまで :
作詞/揺薬 :
758_122
僕はただジッと待つ 地獄の様な世界に座り
最底辺でジッと待つ 蜘蛛の糸が垂れてくる時を
カンダタの様に蜘蛛を救った記憶は無いけれどもさぁ
カンダタの様な悪人でもないはずの僕だからさぁ
きっと目の前に 蜘蛛の糸が垂れてくるから
ただジッと待つよ 日が沈みまた登っていっても
いつか垂れてくる そう信じて待ち続けるよ
僕はただジッと待つ 現世に似せた地獄の底
膝抱えてジッと待つ 蜘蛛の糸が見えてくる時を
カンダタがしていた様に僕は他人を蹴落とさないよ
カンダタがしていた様に周りを見る余裕は無いから
蜘蛛の糸を登って ここから逃げ出してしまいたい
地獄のそのままの 薄暗い世界から逃げたいよ
だから僕はジッと待つ いつかは救われると信じて