(1)
さよならせかい :
作詞/730スレ148 :
730_148
沈む、沈む丘の上で欠けた太陽の涙を聞いた
僕は何処かで膝をつく、君の姿を探してた
夜が暗いことをさも当然のように言ってください
僕はその一言で否定する嘘を考えるので
あやふやな曲線に戸惑ってしまう
不思議と嫌な感じはしないけれど
定義できない奴だと指を指される
不透明すぎる色のない僕ら
描いたのは忘れるためで、足りない絵の具で空を造る
僕は死ぬことをただ呟いた 一粒の涙は理由にならない
向こうの街へ出掛けるように、ばいばいって手を振ったから
何の意味もなく、誰のためでなく、君は終わってく
目の前で破裂した心臓と砂塗れの大人の仮面
僕はどちらかを握り締めて、その先へ行こう
こわれたのは僕の居る此処で、切らした絵の具ではもう、紡げない
君の面影を拾っては捨てて、不本意な結末にしかならない
呼吸の音が聞こえなくなれば、さよならって呟けないから
夢であるように、君を思い出して、僕は終わってく