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扉ひとつ :
作詞/717スレ201 :
717_201
毎日同じことを繰り返していた
変わろうとしない性格が嫌だった
形のない恐怖心が
いつも僕の足を掴んでいた
だけど時々考える
居心地の良くない暗闇に
いつまで居るつもりなんだって
自分で閉ざした小さな扉
握ったドアノブ捻っていた
だけど錆びついて動かない
あれからどのくらい経っただろう
不意に軽くなる手の感覚
扉の外に人の気配
少し開いた隙間から
柔らかい風が吹き込んだ
どこまでも続く青い空
風に流れる白い雲
辺りを包む優しい光
そこで初めて気がついた
外がこんなにも暖かいこと