(1)
一夜千両 :
作詞/無楽 :
644_108
玉屋鍵屋とせめぎ合い 牡丹揺れる宵闇に
さそう意味を君は知る
首をかしげ頷いて 頬に色を得る音は
陽炎に浮く蝉時雨
その頬が空に映る頃 待ちあわす約束が
この胸にも紅をさす
炸裂の華咲く下に 君来たる音 からり
歩く姿は百合の花 横に咲く音 ころり
からり ころり
手を握りたい君ならば 頬を寄せたい僕がいて
時をはかる繰り返し
恋はたぶんこの闇と 同じ様なことかしら
右も左も分からずに
次に上がる火の花が もしも牡丹であるならば
繋いでみたいモノがある
炸裂の華咲く下に 君笑う音 にこり
立てば芍薬 花言葉 恥じらいてまた にこり
にこり にこり
*編註/コメント: