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闇が月を :
作詞/jas39 :
631_90
風に千切られた 僕の想い出が 独り歩きする夜に
舞い戻る残像 褪せたはずの色 急に輪郭を結ぶ
忘れてしまうはずが無い すれ違い食い違ったまま
向かい合うことを恐れて 背中合わせの距離を逃げた
泣いていいよと繰り返す夜 闇が月を食んでいる
乾いてしまった心の奥 過去がブリザードになる
風が吹き寄せた 僕の記憶たち 声を上げている夜に
閉じた瞼の奥 流れ込む灯り その熱に抗えない
忘れてしまうはずが無い 勘違い思い込んだまま
今を知ることを恐れて 全てを明日へと押しやった
泣いていいよと繰り返す夜 闇が月を呑み込んだ
壊れてしまった心の空 過去が雨のように降る