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匿名XXXテレフォン :
作詞/629スレ151 :
629_151
まるで涸らした喉の奥が 不安を一滴心に落とす
それは最後の星空 でも僕には土砂降りの雨
受話器を汚した涙が 溜め息混じりの君を残す
いつか話した夢ごと さよならを知らない僕に
一秒待って途切れた空気の中
微笑む微かな匂い
本当は僕にも分かっていたと言いたげな口調、で
大好きなあの笑顔でさえ伝わらない受話器越し、で
君、じゃない筈だから返した「さよなら」
耳の奥で響いていた君の声と
耳の奥で鳴り止まぬ壊れる音
本当は僕にも分かっていたと言いたげな口調、で
大好きなあの笑顔でさえ伝わらない受話器越し、で
手のひらに残らない体温が僕と君の境界線、で
不感気味に呟いた感情の行き先にはもう誰もいなくて
君、じゃない筈だから返した「さよなら」