(1)
話華(わか) :
作詞/無楽 :
541_25
懐かしい人に会えば 空白の時を色で
埋める例え 声に心に咲くは華
街の雑踏で 不確かな記憶に
頼りなく呼んだ うしろ姿
振り返るに咲いた確信
刹那に満ちる今と昔が
精一杯にひさしぶりと詠う
懐かしい人に会えば 空白の時を香りで
埋める例え 声に胸に舞うは華
君の髪結いに あの紅を探す
うなずく度に 揺れる色は
僕の知らない あなただから
過ぎた月日が染めたものに
精一杯にさよならを渡そう
懐かしい人に会えば 空白の時を色で
埋める例え 胸に心に散るは華
想い出にこめて返す 決別の言の葉は
またね またね 胸に心に伝う華