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幻灯舞踏浪漫 :
作詞/無楽 :
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彼に惑えど夢のまた夢を ここにと書き記して
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恋の文と呼べるはずなく 紙の飛行機
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ぎこちなさに揺れる髪の黒を
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ハイカラな夜に溶かせれば
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あの人のお誘い 受けたときの
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顔に浮く色隠せると
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ひたすらにうつむいても
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胸の奥に咲くもの
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名前を知りすぎたら
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枯らすことができない
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だから声にならない 声を願いて 頬を染めたもの
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褪せぬ間にと紅を引くこそ あなたが為かと
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ヴィオロンのため息 胸溶かして
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モダンさを燃やし尽くしては
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古きよき心に火を灯して
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顔を火照らせてくれるから
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窓辺から吹く風に
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何を冷ませるのか
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覚ますならこの夢を
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嗚呼 願わくばどうか
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泣いて叫ぶを恋の詠と聞いたら うまく笑えない
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回り廻る人に心は 春の夜の夢
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現虚しいだけで目を閉じるなら いつも闇の中
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踊り続け生きてゆけない 音楽を止めて
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誰に惑えど夢のまた夢を ここにと書き記して
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恋の文と呼べるはずなく 鶴の折り紙
*編註/コメント: