(1)
ヒーロー物(曲先No.326) :
!kyokusaki :
!
(2)
Metamorphose :
作詞/にゅる :
625_393
抉れた微笑みを宿した瞳に擦り込まれたのは儚い衝動
それが持つ意味を演じ始めれば誰彼を濁らせる闇
舞踏(オド)る蜃気楼(マボロシ)を見詰め騒ぐ鼓動 変貌せよ魔を伐つために
宿命に曝された空虚(シロ)き静動 煩雑する解放の前奏曲【プレリュード】
裁きを紡ぐ臙脂の右手に産まれくる意志亡き殺戮者よ
月夜に疼く破戒せし邪気眼(エビル) 焼け付く世界を堕とせと哭いている
陰揺らぐ暁その眼に映写せば激痛(イタ)みなどと咆哮ぶまでもない罅(ヒビ)
螺旋型を刻む込む自鳴琴 此処に不釣り合う悲しげな跫音(オト)
月下に感染め上げた原因(リユウ)亡き虚偽(ウソ)を汚染(ヨゴ)れたこの身が静寂かに纏う
翳りゆく屍海都市 今は戯けた微笑みを祈りに変えて
“変貌せよ”
輪廻の境界に閃光(ヒカリ)を消失(ウシナ)った世界で何を巣喰えばいいのか
寄生した人格幻影(カゲ)を落とし爪弾いた終局への鎮魂歌【レクイエム】
事実(コタエ)を人は幾度となく探した手に余る真実を拒絶した
着飾られた虚勢を記す神話(テーゼ) そこにあるのが逃げ場所と信じながら
「そして十三の鐘が鳴り終える朝に全ては終幕へと歩き出し、物語の序章は紡ぎ始まる。
それが世界の選択であるのか、愚かな人が導いた結果なのかはもう分かり得ない。
僕が何のために血を流し血を流させたのか、それさえ納得のいく解答は得られない。
その機会を、もう永遠に亡くしてしまったのだから。
(And I begin to walk, and, in the morning when 13 bells finish sounding,
the beginning of the story begins to be spun entirely to the last scene.
I cannot already understand it whether it is world choice whether it is the result that a stupid person led.
I go astray, and the convincible answer is not provided what I let I am bleeding and be bleeding for.
Because, at the opportunity, it has been already lost eternally.)」
儚く舞い踊る世界の終焉雁字搦めに壊れ果てた空(zilch)
途方とは何処か辿る旋律に悩んだ足の亡い少女が踊る
有限を演奏でる片眼のオルフェが最期りと死別れに手向けるアカ
焦げていくこの身にも宿る光が在ったと言えるのならば
俯瞰に身を置いた壊れ果てた希望(ユメ)仄暗い朝焼けに嘘を撒いて
犠牲を零したこの線と空に 生という終着を意図に憶え
残響(オト)のない屍海に慟哭(コエ)も喪失って最期の祈りを僕のために
傀儡如き意志が神の名を宿し騙る演目も終焉る
リクエストその2
ヒーロー物.mp3