(1)
廃墟の唄 :
作詞/つなぐ :
451_64
そこに影が残ってる そこに夢が眠ってる
そこに腕が埋まってる そこで時は止まってる
動くはずも無いのに 波が揺れて船のようだ
どこへ行くのだろう 時間の海を越えて
誰もいないのに 誰かの 声が聞こえる
セピア色の 賑やかな 死んだ街
誰もいないのに 誰かが そこにいるように
崩れた壁の向こうで 歌を歌っている
そこに月が残ってる それで昼は眠ってる
そこに靴は埋まってる だから僕は止まってる
戻るはずも無いのに 波に揺れる船のように
どこへ行くのだろう 孤独の海を越えて
膝が震えてて どこにも 進めないんだよ
フルカラーの 賑やかな 死んだ街
声が震えてて 誰にも 届かない歌
汚れた壁に何度も こだまする
誰もいないのに 誰かの 声が聞こえる
セピア色の 賑やかな 死んだ街
誰もいないのに 誰かが そこにいるように
崩れた壁の向こうで 歌を歌っている
そこに影が残ってる そこに夢が眠ってる
そこに腕が埋まってる 世界(ゆめ)が終わっても
*編註/コメント: