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小さな窓 :
作詞/384スレ4 :
384_4
あなたが映った小さな窓に
一つ二つばかりの白い花を手向けましょう
頼りなく揺れている蝋燭の火と
向こう側で微笑む写真に僕は何かを思ってた
戻れない旅路を振り返らぬようにと
空へ繋がるこの線を絶やさぬように
嘘だと言って 此処で笑って 握った指先は冷たい
夢だと言って 僕を叱って あなたの声が聞こえない
こんなに近くでも聞こえない
焼かれていく身体に安らかな寝顔に
祈ることの寂しさをただ噛み締めている
嘘だと言って 此処で笑って 触れた頬に笑み皺
夢だと言って 僕を叱って 帰らぬ返事待つばかり
此処でもう一度 最後にもう一度 僕は心から願います
流れた日々に 零した涙 あなたの部屋にはもう誰も
ずっと窓を閉じたまま