(1)
HANAGATAMI :
作詞/無楽 :
1037_61-62
在れば持ちたい 持てば構えたい
感性は流石 一振りの刀
一寸の蟲さえ五分の魂
ならば三寸もの切っ先は
この感性の切っ先は
魂をも震わす
表現を宿す
在れば置きたい 置けば用いたい
美意識は最早 一客の花入れ
誰しも始めは人の借景
けれど試行に次ぐ錯誤が
錯誤に次ぐ試行が
あなたと云う美意識に
一輪を活ける
風立ちぬ いざ 生きめやも
百花を散らすこその形 そこに新たなる価値観を
見いだすこその 心 心
聞けばゆかしく 見れば恋しく
物事はまさに 覆水の権化
風立ちぬ いざ 生きめやも
月をも隠すこその形 そこに新たなる美意識を
見いだすこその 心 心
風立ちぬ いざ 生きめやも
万事を変えてこその形 胸の新たなる高鳴りは
覚めても胸の 騒ぐ 心