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ばけもの屋敷のめくら女 ：
作詞/規制用8スレ67 ：
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千羽鶴砕き 散りばめて 白黒 文の上埋め尽くす
飛びたつ鳥の大群は 散り散りになって消え去った
色紙を千切り 振りまいて 灰黒 海に流しきる
足に打ち寄せ引き離れ 手元には何も遺せない
あなたはどこですか？ 遠くへ消えたあなた
過去を巡るこの目は 写真さえも 映さない
この髪を揺らす風さえも 戸の向こう 貴方の匂い流さず
まだかと叫び 恋しいと泣き 髪を振り乱せど 梳く者なし
指赤く染め 糸を染め 恋糸 作り上げ小指結い
結んで開いた指の先 繋がる者行方知れず
手さぐり鏡 砕いては 眼前 振り上げて貫いた
あの日映した人の姿 また瞳に映したいだけ
あなたはどこですか？ 優しく口づけたあなた
開かぬ瞼の闇は 文言葉さえも 読ませない
この心を溶かす炎さえ 戸の向こう 貴方に知らせない
まだかと叫び 死ぬぞと笑い 腕を伸ばせど 炎がうねるのみ
お前のためにと囁いた かならず戻ると抱き寄せた
共に波打ち際を歩き 恩人に文を書こうと 笑った
この身を殺す涙さえ 戸の向こう 貴方を呼ばない
何故かと嘆き 戻れと怒り 身体滅ぼせど 迎えは知らぬ顔
屋敷の中鏡抱き 蜘蛛の巣の 張る下待つ恋人
時を超え来人縋り殺め 私は待つ愛しき貴方