(1)
立ち去りの丘 :
作詞/('A`)モヲトコ :
972_32
風が立ち止まると 僕の耳をかすめ
遥遠い山へ 吹き抜けていく
水を打ったような 丘の静けさの中
深く茂った草が 透き通っていく
望んだ事が段々と 霧の中ぼやけていく
僕の残した足跡も 雨に打たれて消えていく
雲の吹き溜まりが いつも口をついた
薄く曇る空は ため息の花
湿る夜の土も 朝に照らされていく
腕に残った君が 透き通っていく
望んだ事が段々と 僕の中照らしていく
君の残した移り香も 昼に乾いて消えていく
望んだ事が段々と いつの日か照らしていく
僕の望んだ足跡も 風に吹かれて消えていく