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柵 :
作詞/規制用7スレ987 :
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今までの日常が表情を変えてしまったから 少しだけ残った面影に縋り付く
涙だけはこらえるけれど ネガティブな心は加速していく
それが分かるなら抱き締めてくれ
ひとつ覚えて ひとつ忘れて
また覚えて また忘れて
だけど忘れたくないものだったんだ
時間が記憶を掠れさせてゆく
君のノスタルジックがその足を急がせてしまったから 雨降りの後のアスファルトを蹴り進む
離されないよう少し後ろ 影を踏まないよう背中を追った
それは言うなれば僕の詞絡み
知らない国の知らない誰かが 遠くの誰かに歌ったのなら
遠く砂漠に竜巻が起きて 遠く山脈に雪崩が起こる
握り締めた引き金の 撃鉄を落とすのは誰だ
君を覚えて 君を忘れて
もうたくさん もう十分
だから取り零したくないものだったんだ
砂を被った宝箱みたいに
それは恐らくは世界の柵