(1)
欲しいもの :
作詞/jas39 :
888_106
夕映えに背伸びしていた電柱が
滲み始めた藍の色に埋もれていく
吐息が白く見える頃
街灯りがクッキリと見えて
長くなった夜が街灯の足元を照らす
凍え始めた心が感じるのは遠いぬくもり
解け始めた気持ちが慈しむのは幻
雑多な事には手を振って
指先が冷たく感じる明け方に
重さに耐えかねるような向日葵に
薄く霜が覆う頃
桜の葉が鮮やかに染まり
身が引き締まる朝の陽射しを魅せる
これからは自由に素直に想い続けよう
どんな天秤でも量れない願い
これからの自由に流されて