(1)
独り暮らし :
作詞/またの名をどくい :
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誰もいない我が家は 今じゃもう広すぎて
あてどもない言葉が 胸を占めるよ
先立たれた我が身は 今じゃもうくたびれて
開けられない襖が 胸を締めるよ
頭を起こせば 体はきしんで いつかを思えば 心がきしんで
つれあい亡くせば あまりにさびしく 触れ合い失くせば 立てなくなった
そちらはいかが お過ごしですか
元気そうなら 何よりですが
聞けば常春 楽園だとか
私もはやく いきたいものです
誰もいない我が家は 今じゃもう広すぎて
娘夫婦二人じゃ 足りやしないよ
先立たれた我が身は 今じゃもうくたびれて
聞き取れない言葉が 胸に刺さるよ
瞳を揺らせば 思い出溢れて 記憶を辿れば 笑顔が溢れて
つれあい亡くせば あまりに侘びしく 触れ合い失くせば 泣けなくなった
こちらはいまだ 健在ですが
元気そうとは いかないようで
聞けば残すは 一年だとか
私もはやく いきたいものです