(1)
幸せな道路の道の先 :
作詞/にのまえ :
816_219
歩けていたはずさ
昔はちゃんと 歩けていたさ
水の上の伸びやかな
白い泡の道を この足で
しかし今はこの一歩の重みが
海底深くに掴まれた
右足の アンクルの
その重みに耐えられないからかい
ずぶずぶと
ずぶずぶと
陸の人はタコを食い
空ではウミネコがぐるぐると
土の中でモグラは眠り
天使達が迎えに来るのを待っている
ずっとずっと待っている
生まれる前からずっとずっと
早く来ないかな
早く来ないかな
僕のこの身体が沈みきる前に
ずぶずぶと
ずぶずぶと