(1)
狂骨の夢 :
作詞/無楽 :
770_59
好いた貴女と戯れる百年を想うに
来年を言えば笑う鬼さえも哭いて
これみよがしに指差す道端にひとつ
かの小町たる頭骨の夢
面白き 事の無き世を 面白く 痴話も喧嘩も 夢のまた夢
今は互いの身を交わらせ もっと仲良くシようじゃないか
好いた貴方に寄り添える千年を願えば
万葉の頃を詠う薄紅の陰に
千代に八千代の哀れをさめざめと諭す
あの小町たる狂骨の夢
面白き 事を尚更 面白く 返す返すも 夢のまた夢
今は互いの手を取りあいて いっそ一緒になろうじゃないか
面白き 事になるのは 面白く 陰に日向に 夢のまた夢
今は互いの歩を合わせつつ ずっと一緒にいようじゃないか
末は互いにこの姿なら ずっと一緒にいようじゃないか
ずっと一緒に いようじゃないか