(1)
浴衣 :
作詞/279 :
764_20
君の袖から 懐かしい音がして
駆けていったら 輪のかたち広げてた
暗くなりそな 空のほう指さして
今年も花火 見られたら良いなって
君が笑うから 泣けてきたじゃない
嗚呼 時は時に無情
祭囃子の 賑やかな音がまた
僕の真夏に とめどなく似ていたよ
赤い花びら 散りそうな今だから
余計なみだを こらえてはあふれ出す
君が笑うから 泣けてきたじゃない
嗚呼 胸に残る慕情
月が見えそうな 空のほう眺めては
「今年は何か 良いことがありそうね」
君が笑うから 泣けてきたじゃない
嗚呼 君と僕の鼓動
嗚呼 夏に消えて無情