(1)
団扇 :
作詞/ものぐさ大臣 :
392_430
暑き夏に 涼しき風を
未だに自動で無きものの
手動で動かせ 風送らせて
真夏の頃 そっと風送る
未だ自動にならぬけど
人力に頼れば 調整自由で
扇子と並んで 自動で無きものの
人の好みで 使われるもの
腕を振るだけで 風起きる
暑き夏の お供に
筆を振るだけで 風起こす
熱き夏には 懐に
扇子と違い 折れぬから
持ちて歩くのに不便でも
扇子と違い 不便でも
そっと脇に置きければ
夏祭りでも 見かける姿
団扇の事も 忘れずに
持ちて歩けば 便利故