(1)
ソメイヨシノ :
作詞/つまだ :
352_28
匂いが馳せる風に
思いはただ 色褪せずに
指折り数えた今日が
ふわりと散り過ぎゆく
僕は また今日も上の空で歩く
逢いたいな
並木道をひとりで歩く
「枚挙に厭わない」と
季節がもし 唄うのなら
こんなに夢見がちに
君を思いはしない
僕は また今日も君を思い描く
逢いたいな
いつかの君を思い描く
活きとして生ける日々に
時間が置いてけぼりにした
あの時の君
ここで待つ僕
願わくば巡り逢わせてほしい
乞うものが大きすぎてか
景色の面影もないけど
ソメイヨシノが
散り急ぐのは
あの時と何も変わっちゃいない
ねぇ そうだろう