(1)
たがえ違え :
作詞/無楽 :
331_59
手と手をつなぎ足をたがえ
一つの影のからくりを問う
心ここよと嘆いても
さわれないなら死んだも同じ
浮き船のような足もとも からみあえれば土の上
背に手を回し体と寄せて 返す波とはこの想い
祭りの夜見たカタヌキと同じ
どこが私でどこからあなた
夕焼けの赤に黒一つ
縫いつけられたこの心
指から指の約束は 糸を結べるもどかしさ
運命の糸を針に通して 赤の入れ墨手から手へ
二つの線を格子に組んで 交わる点の多さにも
指ではじいて震える糸の 先をたどるが縁という