(1)
ジェットの魔法 :
作詞/カリバネム :
300_460
夏の水辺に浸した白い花と
君の親指に名前をつけた理由に
ありあわせの羽を背負わせながら
風を待っていた
誰より巧く作り上げた仕種で
一度だけ漕ぎ着けて奪い取った昔話
離れ離れになった朝にも
君の可愛い合図で 僕は旅立ってゆくのさ
冷えたシーツを踏みつけて 迫り来る魔物にさえキスをして
君を喜ばせた魔法を唱えるよ
本当に求めた愚かさで一度 君に出会えると信じたから
もう逃がせないよ
手垢に満ちて白く澄んだ胸から
溢れ出したハチミツの霧を吸い込んだら
ゴミ捨て場から僕を手招く猫の
やせた首筋にそっと触れてみようと思うんだ
冷えたシーツを踏みつけて 迫り来る魔物にさえキスをして
君を喜ばせた魔法を唱えるよ
そうやって芽生える冷たさで 僕が空も飛べるようになるまでは
もう逃がせないよ
冷えたシーツを踏みつけて 迫り来る魔物にさえキスをして
君を喜ばせた魔法を唱えるよ
本当に求めた愚かさで一度 君に出会えると信じたから
もう逃がせないよ
冷えたシーツを踏みつけて 迫り来る魔物にさえキスをして
君を喜ばせた魔法を唱えるよ
そうやって芽生える冷たさで
僕が空も飛べるようになるまでは
もう逃がせないよ
本当に求めた愚かさで
一度君に出会えると信じたから
もう逃がせないよ