(1)
無二 :
作詞/無楽 :
294_79
雪がふれれば窓辺で騒ぎ
雨が落ちれば雷を魅る
季節去来のことわりを
みれた窓辺の私の机
座り外見る日の光 校庭に咲く華の色
二つあわせてなす姿 あの背誰の背なつかしき
母を見るのは久方ぶりの
花で飾れる学び舎の前
背伸びしている我が肩に
置いた母の手いまいずこ
春と夏との境目の 夢に現に浮く人は
華に雲にと身を変えて 流す涙を雨と教える
あなた背を向け台所 湯気にかすめるあの背中
刻む音こそ時と知る 事ができればよきものを
いただきますにごちそうさまに
おいしかったと泣いてすがるに