(1)
はな :
作詞/マルミユ :
108_22
わたしのことを すきだといった
わたしのことを きれいといった
わたしのことを あいしていると
わたしのために つぶやいた
こもれびのまど あけたあさ
おひさまのいろ あざやかに
わたしのために ふりそそぐ
あなたはそして ほほえんだ
わたしをながめ ことばかけ
ひざしのなかで うたたねし
さんじごろには おちゃをのみ
よるになったら おやすみよ
わたしのことを まいにちみてた
わたしのみずを とりかえながら
いつしかあなた おおきくなった
そしてあるあさ しんでいた
ひとりになった まどのはな
あしもなければ くちもない
あなたがいない さみしくて
ひとりでみずを のみました
あなたのことを すきだといった
あなたのことを きれいといった
あなたのことを あいしていると
わたしはひとり つぶやいた
なみだのかわり つゆをながそう
あなたとともに かれてゆきます
なもないただの はなのわがまま
よぞらのつきが ながめてる