(1)
霧雨の町 ：
作詞/ふないあ ：
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薄暗い町のそばで 痩せ型の仔猫を眺めてる
街灯が僕の前で ぽつぽつとまばらに点された
言葉にしても 言葉じゃ無くなるのだろう きっと
逃げ帰る素面の君は 怯えてる様子で靴を脱ぐ
何気ない仕草の筈が 果てしない拒絶に見えてくる
ひとりきりでも 何かを疑ってるよ ずっと
明日は僕ら 同じような人じゃ無くなる
夜がくる前に 脱ぎ捨てて 全てを
お願い お願い 動物みたいに再び甘えてよ
真夜中に探す すっぱだかの涙
知らない 知らない だなんて言わずに マタタビ酔わせてよ
口をふさぐだけ ひっかき傷つけて
消えたい 消えたい 霧雨の町 二人に泣かせてよ
真っ黒なカラス 派手に踊る間
癒えない 癒えない しがらみのうちに 混ざりに来させてよ
そして好きなだけ ばっさり切り捨てて