(1)
存在の意味と親の願い :
作詞/メントスコーラ :
1058_687
「貴方が生まれてくれてよかった」と
授業参観の日にくれた手紙には感謝の言葉が綴られていた
こんなにも願われて生きているのだから
今日も、また
「こんなの嘘だ」と手紙を黒で潰した
どんなに感謝の言葉を見ても
感動した文はもう、上辺だけの存在にしか思えなくて
悲しみと苛立たしさで涙が出る
「なんで母さんなんだよ・・・!なんで・・・」
涙を浮かべ、母の遺体を見る
母の感謝の言葉を並べた手紙さえ、雑に扱ってしまって
謝罪も感謝も、もう、貴女には聴こえない