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新月 :
作詞/お茶っ葉煩悩ホモレックス :
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夜を僅かに照らすテラスに佇むあの娘(むすめ)
虚無に浮くあの星をひとつひとつ撃ち落として
非情この世の道理聖者の道は火に包まれ
海洋も大陸も全て支配者の庭となせ
花を散らした黒薔薇は哀れ宵闇の血肉と化し
花開いた白蓮はRayを放ち夜空を穿つ
無情常世の摂理正邪の程は強者により
闘争も平等も全て掌の上と知れ
雲をよけ雨を舐めまだ来ぬ朝に迎え
靄(もや)を切り森を抜け照らさぬ新月へ
巉巌(ざんがん)の先に立ちまだ見ぬ東へ向かえ
海を切り小島抜け照らさぬ新月へ
朝の予感を信じ庭へかけて行くあの娘
明星は淡く光り安寧の小鳥は目覚め
不浄あの世の泥土静寂の谷は饒舌に
快楽も辛苦も全て電気の業と知れ
雲をよけ雨を舐めまだ来ぬ朝に迎え
靄を切り森を抜け照らさぬ新月へ
巉巌の先に立ちまだ見ぬ東へ向かえ
海を切り小島抜け照らさぬ新月へ