(1)
エイプリルフール ：
作詞/提訴 ：
1041_863<>sk9_497
鈍色の恋に名前を付けた 悲しい音を聞きたくなくて
かさつく唇を舐めていた 独りよがりの春の嘘
皮肉の影に隠した言葉 そのまま溶けて見えなくなって
西日が差した窓を見ていた 独りよがりの春の嘘
朝が来る頃にはさようなら なんてさ 呟いたって
オレンジを潰したような夕焼け 悲しい嘘も巻き込んで光る
枯れた桜木に刺さったそれは 僕を滲ませていく
鉛色の愛に名前を付けた 何もかもを忘れたくなって
ほどけた靴紐を直していた 強情なだけの春の嘘
耳を澄ませて呼吸を聞いた 不安と愛憎が微かに混じって
置いてけぼりの僕を見られた 強情なだけの春の嘘
オレンジを潰したような夕焼け 苦しい嘘も見破って光る
枯れた桜木に刺さったそれは 僕を曇らせるように
オレンジを潰したような夕焼け 悲しい嘘も巻き込んで光る
枯れた桜木に刺さったそれは 僕を滲ませていく