(1)
繭 :
作詞/279 :
1024_113
ルーベンスの絵に変わった 僕の涙が絵の具に変わった
急がない方が早く着けることに気付いた
シーラカンスが左脳に居た 僕もつられて奥へと隠れた
僕に似た女の子が短いキスをくれた
ここにあるのは虚栄の塊と
嘘にまみれた 生まれる前の繭
だけど君には自制のスイッチを
あげた気がする 逃げてよ 遠くまで
ディスタンスに塗りつぶした 僕の言葉が筆に潰された
何も無い方が綺麗だと気付いてしまった
明日の事を嫌いになってきて
今日をいつまで続けるつもりだろう
そんな僕には惰性のビル街が
似合う気がする 夜道に照らされて
ここにあるのは虚栄の塊と
嘘にまみれた 生まれる前の繭
ここに居るのは僕と君と僕と
嘘にまみれた 君と僕と君と