(1)
澄み空 ：
作詞/しめ鯖 ：
1006_64-65
大きく私を後から追い越す風が 私の心をせきたてる
向かい側のあの空は わたしの気持ちを映したようで
陽気な空にまっすぐ腕を伸ばしたなら 今日という日はなんて素晴らしいんだろう！
そう思えてくるから不思議だね
こんな清々しい気分になったのはどのくらいぶりだろう？
とにかく駆けだしたい衝動にせきたてられるんだ
一面に広がった澄み空が わたしをみるみる晴れやかな気持ちにさせる
かかとを鳴して歩く度 私の心も飛び跳ねて
明日はどんなことが待ってるのかなって 胸が時めいていってそして
……明日も歩いていける気がする
強く私を後ろから吹きつける風が 私の心を冷やしていく
どんよりしたあの空は わたしのこころを映したようで
一歩踏み出していくことさえ怖気づいて 明日になったらどうなってしまうんだろう？
そう思えてきた日々があったよ
過去の辛い日々が今の自分を支えてくれるから
その日々が今の私の背中を後押ししてくれるんだ
一面に広がった曇り空から ほんのり切れ間から段々太陽が見えてきて
私を照らすひだまりが 私の心を暖めて
いつかあった辛いこと落ち込んだことも すべて体から溶けていって
……明日も歩いていける気がする
いつからだろうわたしが空を見るようになったのは
春は静で 夏は入道雲 秋はとても透明で 冬は雲がたなびいていて
澄んだ空がわたしに元気を与えてくれる
一面に広がった澄み空が わたしをみるみる晴れやかな気持ちにさせる
かかとを鳴して歩く度 私の心も飛び跳ねて
明日したいことを指おり数えて どんな日になるかなって枕で想って
……明日も歩いていける気がする