(1)
パレット :
作詞/規制用8スレ630 :
1004_553<>sk8_630
くすんだ灰を映した瞳 天と扉を見つめたままで
背丈も年も同じだけれど 見てる景色は違うのかな
ある朝君のおどけた話 信じたわけじゃなかったけれど
小屋を抜け出す君の背中に 小さな明かり灯っていた
白い扉に君が絵筆をかざしたら
暖かい青空が吹き出した
僕らの世界が光に溶けて 名前も知らない果実に触れた
なにもかも晴れて 箱の街のキャンバスが 明日に染まっていく
動き出す音 動けない僕 君は優しく手を差し伸べて
小鳥も花も知らないけれど 確かに冬は終わったよと
暗い世界が無限の色で満たされて
新しい愛しさが湧き出した
はじめの一歩で絵の具が跳ねて 名前もつかない時間を超えた
なにもかも捨てて 無地のままのキャンバスで 君に染められたい
僕らの世界が光に溶けて 名前も知らない果実に触れた
なにもかも晴れて 箱の街のキャンバスが 明日に染まっていく