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No.23979 ( 詞リスト )
(1) 時なしの間作詞/無楽997_6-7<>sk8_414
遠くに近い蝉の声と
墨染の床を素足に遊ぶ
はだけた裾より覗く素足に

丸窓に覗く萌黄の影は
時に緑の酒としたたり
床間に活きる一輪いわく

渡り六分の体なれば
景は四分の心なれと

これが十分 不十分

髪は黒に良し 肌は白に良し そんな古式に胸の踊る それが全てだと
此処は 此処こそは 君、何者と遊ぶ 時なしの間

木に花と書く紅の盛りを
墨染の床に映して遊ぶ
鈴虫の声も友と来たれば

独りより一人 一人より独り 
そんな季節を甘味にかえて
目にも可愛い御茶菓子いわく

渡り六分の心なれば
景は四分の体なれと

これが十分 不十分

座せば月が良く 立てば風が良く そんな些細に胸の騒ぐ これが全てだと
此処は 此処こそは 我、何者と遊ぶ 時なしの間

それでも未だ願って止まず

渡り六分の体ならば
景も六分の心たれと

これで十分 十二分

在れば在るままに 居れば居るままに そんな全てに胸の騒ぐ これが自分だと
此処は 此処こそは 我、何者と探る 時なしの間
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 トキナシノマ