(1)
うらみつらみなつまつり :
作詞/アセロラ :
990_44-47
すでに空は真っ暗というのに 街の一角に響く喧騒
お面を付けてはしゃぐ子供たち それを後ろで見ている両親
一人で孤独に 歩く 僕は とても 見てられなくて
こそこそしながら目の前見れば それは それは あれは
僕の友達のブサメンAは
僕の知らない奴と歩いてた
一緒に非リアを誓った癖に
抜け駆けなんてと体震わせる
一人食べるたこ焼きは不味くて 町の賑わいが耳障りだと
道行く人を常に睨んでは 心の中で恨みが募るよ
一人で淋しく 歩く 姿 人に 見せられなくて
とぼとぼしながら目の前見れば それは それは あれは
僕の友達のブサメンBは
横に可愛い女連れていた
一緒に非リアを誓った癖に
抜け駆けなんてと涙滲ませる
なんだって僕は独りなの なんだって街はうるさいの
僕の友達のブサメン達は
夏の魔法で変わってしまった
夜空にあがった大きな花火
小粋じゃないかと僕は苦笑する